威勢だけの一人
あれから何をしたかといえば何もできていない。
そういう人なのだろうなぼくという人は。
それで何かをあきらめたから進んでいないのではなく、
やる気はあるのに進まない。
だめだめのだめだめなのだ。
やる気があるのにやってない。
やる気があって今にも動き出せば何かを成し遂げられるのだと思っていたい小心者のこざかしい狡猾さなのだ。
こういうやつに限って平穏無事に何事もなく五体満足で老衰で床について幸せだったかのような面をして眠ることになるのだろう。
内心何もしていない自分を恥じながら、それでももう自由の利かない体を口実に今からは何もできない、できることはやってきたと思い何の糧にもならなかった浪費の果ての残骸に囲まれて終わるのだ。
いやだあああああああああ。
そんなのは、というかそんな想像で自分の未来を想像してしまう生き方なんてものは嫌だ。
ぼくに未来余地の能力なんてものがなくてよかった。
このままいけばぼくの未来はこのまま進むことになる。
それが見えてしまったらまだ人生の残りがあると信じているぼくすらもいなくなってしまう。
実際のところぼくにはまだ選択肢がある。
だからこうして一人ぽつぽつと懺悔をする余裕があるというわけだ。
それすらもなくなる前にこんなしょうもないぼくはこの世界から抹消しなくてはならない。
実際その選択肢とやらを残している状態は長く続けていいものではない。
無限の可能性が許されるのは赤ちゃんまでで、
その選択肢の中からしっかりと自分の意思で選んで初めて大人という称号を手に入れられるものだろう。
その選択肢を選ぶ力は遅くても学生を卒業するまでには身に着けておくべきものだったのであろうが甘ったれたぼくにはその能力は今持ち合わせていない。
そりゃあもちろん勝手に時間を浪費して生きていれば選択肢は次第に狭まってきてしまうわけなので、ぼくに選択肢がまだあるとは言っても十分に狭いものである。
選択肢がまだあると思っていたい夢見がちな男の子というわけだ。
こんなにぼく自身を追い詰めるとぼくがかわいそうなので情状酌量すると、
まだぼくはやりたいことは何かといわれたときこれをやってみたいといえるから自発的な部分はかろうじて生きていると見える。
これが会社に入って自分の興味の斜め上を行く業務をこなす中で薄れてしまっていれば救いようのない状態だっただろう。
以前何をしたいかという内容を列挙したが、
それをやるに次いで具体的に何をするんだお前はということをぼくは考えねばならぬだろう。
そのためのステップをまず上げましょう。
①興味のない仕事からの解放
②決めたことに対する勉強
上げればしょうもないし当たり前抱ければしっかりとテキストに起こすべきだと思う。
まずかなり大きい問題がこの仕事とかいうものである。
元来仕事なんてものは苦痛であってしかるべきものなのだ。
そうでないなら対価にお金をもらうなんてシステムどう考えてもおかしい。
楽しいことをやって稼げるなんて。。。
最近はどうやらそうでもないものもあるとのことで、楽な方に特に流されやすいぼくは
興味をそそられている。
①はめちゃくちゃ重要だ。
すでに上長に相談済みではあるが、逃がしてくれそうにない。
会社曰くネガティブな理由での異動はよくないということだが大体そんなものだろう。
ポジティブな理由だけで移動したい人の精神はぼくにはわからない。
要は意識の高い上長さんにとってはネガティブな理由の逃げでは異動先でも同じことが起きうるのではないか。ということらしい。
またそのネガティブな理由に関してもみんなそうだ。それでもやっているとのことだがまるでぼくが知ったことではない。ぼくには本当に関係ない。
前述でぼくは労働は苦痛だといった。
それは自覚しているがそれでも無理なものは無理だったので相談させていただいたのにも関わらず認められないのは若人の戯言ではあるがショックだった。
嫌なものはやめてしまっていいだろう。
それで何かが得られるとか何かを目指していてということであればそれはまた別の話だが、
もっぱらぼくの仕事とぼくの間にはそんな関係性はクモの糸ほどもない。
であればもっと窓際に飛ばしてくれてもかまわない。
休日の労働や時間外の労働に目をつもり、あまつさえその長時間勤務と削られた精神の代償に得られた成果に対して頑張ったで賞を贈呈する仕組みがなんとも気持ち悪い。
単純にその分の残業代としてインセンをいただいた方がまだ妥当であると感じられる。
そんなうっぷんを吐き出してはみたものの、話が進展するはずもない。
この瀬戸際を何とか超えていかねばならぬ。
ぼく自身、会社に対してとても甘ったれた感情を抱いてしまっているところは正直ある。
それが見抜かれているのだろう。
ただのわがままと言われれば仕方ないがなりふり構っている場合ではない。
ここでこれをしていると性格が悪くなっていくのがわかる。
いいやつはいいやつで利用されている。
結局殺伐とした関係性が会社であり、そうあることが会社として正しいのでそこは否定するべきではないから、仕方ないのだが気持ち悪いものは気持ち悪いし。そのなところに所属したくないのが本音ではある。
自分がそんな奇妙なコミュニティに所属しているのは恥ずかしいことだろう。
みんながやっているから我慢するべきなのか。。。
断固として駄々をこねる。
ぜーーーーーーったい嫌だ。
なんでいたくもない場所でやりたくもないことをやりなりたくもないものを目指さなければならないのか。
むりむりむりむりいいいいいいいいいいいいいいい。
そこに入ったのが自分の意思だろと言われても知ったことか。
今ぼくはこう感じているし、入社前のぼくのリサーチ不足はあるだろうがそんな反省は何の足しにもならない。
そんなことを振り返って「ぼくが決めたんだからもう少し頑張るか」なんて物分かりのいいのーたりんは道徳100点満点で成績10とるような聖人しかいないだろう。
反省するのであれば当然この経験を生かして次行くとこへのリサーチを綿密にしようと前を向くだけである。
今の状況を肯定するために振り替えるなんて結局今を変えられないじゃないか。
まったく。
今日はたくさんうっぷんを喚き散らしたので満足しているところはある肝心の話の要点を一切進めていないのにすっきりしているからぼくはだめだめだああ
でも駄々をこねる子供だから仕方ない。ぼくはどうしようもないからね。どんまいどんまい来世で頑張りましょうね。